バスカッシュ! 第19話「ターン・オーバー/ココ・レポート」

今回は2話構成。Aパートで物語を進めておいて、Bパートは総集編というイレギュラーな構成。それぞれ十数分づつしかないのに、手堅く上手にまとめてあって、2話分を視聴したような気分になる。


2クールの作品(だよね?)であからさまな総集編を挿入するのは、ストーリー構成上の手抜きではないかと思う。この作品はどうも全体のストーリー展開が迷走気味で、それこそダンの投げるボールのように、方向性がジクザグにあっちこっち行き来していて目が回るのだが、各話の脚本が素晴らしいのでストレスはかなり軽減されている。今回はその象徴的な回だったと思う。


Aパートはセラがメイン。ナビィと親交を温める様子と、過去との対決を描くという話で、あまりシリアスにせず、むしろ試合を通して暖かい父親の記憶が蘇ってくるという描写にしたのは悪くなかった。たださすがにAパートだけでこの話をまとめるのはちょっともったいない感じがして、父親がなぜ殺され、それをセラがどう思っているのかとか、セラの思い出の家がゴールになっているという設定、そして何より「ドン(セラ父)の想い」が何だったのかなど、まったく活かされていなかったのが残念。Bパートまで引っ張ってよかったんじゃないか。ドラマの構成そのものはとても上手かったので、本当にもったいない。


Bパートはココの一人語りによる総集編。ただもちろん、この十数分で過去のエピソードをきちんと振り返ることは物理的に不可能で、ココとダンの関係に関して重要そうなエピソードだけをピックアップしつつ、ココの事故の原因と、伝説の真相について少しだけ種明かしをして、今後の展開への伏線を敷くのが目的だったという感じ。それなら別に総集編にしなくても、と思うのだけど、制作状況が厳しいのかもしれない。こういう手抜きを入れるのだから、今後盛り上がる場面ではきちんとしたモノを見せて欲しいところ。その覚悟と自信があるなら、いくらでも手を抜いてくれて構いません。実際この作品に関しては、そのへんは期待できるだろうと思うので。

それに、序盤の映像とか、ルージュとか、懐かしいものを見れたので、これはこれで。



さて、次回あたりそろそろ月へ行くのかな。次回予告ちゃんと流して欲しかった。

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