とある科学の超電磁砲 第7話「能力とちから」

イコメトリーってなんじゃらほい?


そういえば10年くらい前に、TOKIOか何かのなんとかってアイドルが主演で、サイコメトラーなんちゃらってドラマをやってたなぁ。事件の遺留品から記憶をたどるとかナントカ。具体的には全然覚えてないんだけど。そのドラマも、公衆便座に座った主人公が「3日ぶりだぁぁ!」って言ってるのくらいしか覚えてないwww




ぁそんなことはどうでもいい。めちゃくちゃ面白かったよ今回!


能力バトルものとしてまったくの正統派であり、なおかつ主人公のヒロイックな活躍が拝めるエピソードを、第1話以来久しぶりに、ようやく見れたという感じだ。ギャグも良いけど、自分はやはり燃える展開が大好きだ。


とくに今回は、初春が懸命に職務を全うしている姿を頼もしく健気に描写できていて、その初春の危機を救うために主人公たる美琴が登場するもまだ危機を回避することができず、ついに真打ちの出番を仰ぐ、という三段構えの展開がじつに素晴らしい。それを短い時間の中で濃密な映像表現によって見せていたのが、なんともたまらないカッコよさ。


つーか裏主人公かっこよすぎww 爆風を防ぐ場面をあえて本編で描かずにいたのが余計にカッコよさを増幅していたね。爆発シーンどころか顔すら画面に映すことなく、もっとも困難な仕事をやってのけた上条に、改めて惚れた。




ャッジメントの仕事の難しさや大変さを描いていた前回までのエピソードが、ここにおいて大きな意味を持っていたのには驚かされた。


こんなことを言っては失礼だが、あの黒子が生真面目に働いている姿など、禁書編のイメージのまま見ていれば、ただのギャグにしか映らなかったと思う。けれど、前回、前々回のエピソードで、ジャッジメントの活動とそれにかける黒子たちの想いをきちんと描いていたからこそ、黒子や初春の真剣さと苦労がよく伝わってくるし、逆にジャッジメントを無能呼ばわりする犯人の設定も最大限に活きていた。このストーリー展開はじつにお見事で、拍手を送りたい。


それに付随して強調されているのが、無能力者である佐天の苦悩。これはまだ保留のままで、今回も事件発生後の佐天は空気だったのが、今後の彼女の言動にどんな影響を持ってくるのか、注目したい。






人の言葉に逆上した美琴が、彼の頬を殴ることで事件はいったんの幕引きを見たが、果たして卑屈になった彼に、美琴の想いは届いたのかね。黒子のセリフでなんとかフォローされてはいたけれど、あれが無かったら何が何だかさっぱりだったと思う。個人的には、あのパンチは釈然としない。Zガンダムかよっていう。爽快だったからいいんですが。


殴る前に御託を並べるか、それともあえて説明を省くかの差が、当麻と美琴の決定的な違い。どちらも殴ることに変わりありませんw

これを、青少年に対する教育法と体罰のあり方などから論じたら、作品論として作者のスタンスを問うことはできるかもしれない。




品をどんな視点から見るかによって、美琴のパンチは意見が分かれそうですけどね。例えば視点を劇の中に置いて、キャラをあくまで一個の生き物として見ようとするなら、年上の犯罪者に対する美琴の信念ある行動は、称賛こそすれ、更生法としてどうなんだ、などと意見するのはお門違いだろう。中学生の女の子がよくあれだけのことが出来るなぁと、感心する。


しかし、キャラクターを作り物だと割り切って観察し、作品が何を描いているかという点に注目するなら、イジメに合って根性ねじ曲がってしまったある意味被害者な今回の犯人に対して、さらなる暴力(それも、能力に関して言うなら圧倒的な暴力だ)を持って抑えつけるというやり方が、作品の与える印象やメッセージ性として、あまり上手い手法に見えなかったりする。能力ではなくあえて拳で語ったとこに意味があるんだよとは言えても、心身ともに逆らえる状況じゃない中で腕力に訴えているのは事実なわけで、イジメられっ子に同情的な見方をしていた自分にとっては、手放しで褒められない部分だ。


そんな中だからこそ、余計に上条当麻のヒロイズムには痺れる。目立ちたくないという彼の性分が働いているとはいえ、救うだけ救ってすぐに雲隠れしてしまうとか、どんだけ出来た人間なんだよ。宮城谷昌光の書く介子推の、現代ばーじょんみたいなキャラクターだ。この例えが果たして何人に伝わるのか、激しく疑問だが。




週も引き続き、事件に絡んだシリアス展開が続きそうで、楽しみで仕方が無い。佐天さん大活躍を期待したい♪



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この記事へのコメント

2009年11月14日 16:27
はじめまして。
私もこの少年が犯行に至った原因より、少年の弱さの方が強調されていた印象を受けました。一方で、犯人をただ殴り捨てた美琴は美琴らしいとも思いました。

この辺りは今後レベルアッパーに迫っていく中で描かれることを期待したいですね。あと佐天さんは人気ありすぎですw
おパゲーヌス
2009年11月14日 16:47
>さびどさん
コメントどうもありがとうございます。

美琴や佐天さんたちの、”能力とちから”のテーマは、今後きっと描かれるだろうというのは間違いないと思うので、楽しみです。ただ今回の犯人は、精神面のフォローをしてあげたいなぁ、なんて、今回見てて思ってしまいましたね。

佐天さんは人気出てますねぇ。自分も、初春の次に好きですw

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