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zoom RSS そらのおとしもの 第8話「血斗は誰がために」

<<   作成日時 : 2009/11/23 03:13   >>

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あれっ?ニンフ退場!?


たバカな企画が始まったなぁと思ったら、その傍らで一国の存亡を左右しかねない規格外のバトルが勃発。いよいよイカロスの正体が明らかになりつつあるが、それでいてしっかりギャグアニメをやっているこのアンバランスさはじつに巧妙だ。


マツリを”血斗”と書いた今回のサブタイは上手い。斗とは、闘いの意がある。サバゲーのほうは流血沙汰になりかねない熾烈なものでまさに闘いの名にふさわしいものだったが、天使たちは本気の戦争をやっている。このふたつの”まつり”が、一体だれのためのものなのか。それを考えたとき、珍妙なゲストキャラ(小杉さんセクシーすぎるw)を登場させての秀逸な喜劇と、イカロスの意志と智樹との関係をクローズアップした悲劇の序曲とが、並列して存在しているという構造がはっきり見えてくる。


シリアスとギャグが半々くらいの割合になってくると、どうしても、シリアスに展開されるストーリーが作品の本質なのだろうと考えてしまいがちなのであるが、少なくとも今回のエピソードに関しては、シリアスがメインでギャグはオマケであるとか、あるいはイカロスや智樹の心の絆を描くのが本質でコメディはその装飾品に過ぎないのだとか、そういう視聴態度は相応しくないだろう。どちらも等しく重要な作品のファクターとして捉えておいて欲しいというメッセージが、サブタイトルに込められているような気がする。





カロスとニンフの戦闘シーンは、彼女たちの設定を推測させる単語が噴出して、視聴者をいったん置いてけぼりにする展開。用語から察するに種々の神話を巧みに取り込んだ設定なのだろうとは思うが、ここの考察は詳しい人にまかせたい。自分は興味だけはあるけど完全に専門外でございます。


アクションの描写は、それなりに頑張ってはいたけれど、今作のこれまでの出来映えから期待感が高まっていた分、もうひと頑張り欲しかった、という印象。相変わらずエフェクトは見事だったが、追尾する納豆ミサイルを用いての空中アクションは、動かし方がちょっと残念だった。やはり空間を立体的に用いたアクションというのは、描くのが難しいのだろうなぁ。もしまたこういうアクションが描かれる場面があるのなら、その時こそ本気の作画を期待したい。




に、サバイバルゲームのアクションシーンはお見事の一言に尽きる。本気で緊迫感のある遊びに描けていたし、智樹を狙う街の住民たちを登場させるアイディアには脱帽。守形と会長は本当に楽しそうでなごむw 会長がこのイベントを開催したのは、守形と本気で遊びたかったからなんだろうなぁ。


またBパート終盤のそはらの壊れっぷりはツボだった。金と愛欲にまみれ、狂気の渦にはまり込んでいく彼女の描写は、ネタとはいえすごい。ヤンデレの鑑じゃないのかこれw 





カロスとニンフのシリアスシーンを見せられた後だっただけに、そはらの撃った銃弾がイカロスの頭に直撃した時は思わず息をのんだ。シリアスとギャグが並存していると書いたが、それぞれが別次元のドラマとして進行しているのではなく、演出的に相互に意味を持ちながら展開されている巧さが、ここに良く見てとれるのではないかと思う。


その意味で、智樹の悲痛な叫びに即座に反応したイカロスを見て、やっぱりこの作品はまだまだギャグアニメの体裁を取っているのだなぁと了解したつもりになっていたトコロへ、あのCパートを持ってくるのはズルい。イカロスが涙を流し、苦痛にゆがんだ表情を見せるのが、こんなにも胸を打つシーンだったとは。ギャグ展開に安心していた矢先のシリアス描写だったので、完全に不意を突かれたカタチになって焦った。ギャグとシリアスの計算された入れ替わり方に、完全に翻弄されている自分がいた。今回ばかりは、白旗を挙げざるを得ない。





ころで、結局ニンフは何がしたかったんだろう。本来の持ち主のもとへ連れ帰るのに、どうして傷めつけたり、記憶を呼び覚ましたりしなければならなかったのだろうか。


ニンフの性格を考えると、単純に負け惜しみで、イカロスより優位に立っている自分の現状を堪能したいがために、イカロスにひどい仕打ちをしていたようにも見える。だが実際は、イカロスが智樹をマスターだと誤認(?)している状況を打破しなければ任務が達成できないというのが、第一の行動原理なのだろうね。そしてそのためには、大量破壊兵器たるイカロスの正体を自覚させ、智樹との関係を壊しにかかろうとした。けれど予想外にイカロスが智樹を慕っていたために、思わぬ失態を演じてしまったということだろう。


イカロスが、思った以上に智樹との絆を大切にしたがっている。そういう彼女の意志がはっきりと描かれたのが今回のエピソードだったわけであるが、それをイカロス自身が自覚することになる直接のトリガーとなるのが、現時点でのニンフというキャラの存在意義だったらしい。今回いったん撤退した彼女が次に登場する時は、完全な敵役としてイカロスと対峙しなければならないことになるのだろうか。。。


この作品のことだから、案外平然と智樹の家に帰ってるかもしれませんがw 次の瞬間に何をやってくるのかまったく想像がつかないトコロが、この作品の最大の魅力でもある。




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