キディ・ガーランド 第14話「出逢いの刻」

今回は非常に濃密で面白かったー。脚本的にはいままでで一番の出来だったんではないか。



・頑張ってたサービスシーン


湯気が薄い!そんな心の声が思わず口をついて出てしまいそうになるお風呂シーン。テレ玉なのにこの程度の規制で大丈夫なのかと思ったけれど、逆にいえば他の作品でやたらと湯気が濃くなるのは、テレビ局というよりもむしろ作り手が萎縮してるだけなのだろうなぁ、なんて思ったりする。隠すくらいなら描かなきゃいいのに、とか、どうして実写映画はB地区出してもOKなのに、絵にすぎないアニメはここまで規制されるのだろーかと、いまさらながら考える。


そんな不埒な考えが頭を支配していた矢先のシリアス展開。ク・フィーユが記憶を求めて画面に向かう姿は痛々しくて胸を打つ。あとから振り返ればそこまで深刻な場面でも無かったのだけど、さすがに一度、陰鬱な展開を見せているだけに、油断ならない作品ではある。お風呂のことを忘れて、すっかり身構えてしまいましたよ。




・ESメンバーの出生の秘密


今回のエピソードは、アスクールとク・フィーユの馴れ初めを描くというもの。ここで初めて、二人の出生に関する設定と謎が提示されて、本編の二人の活躍は非常に面白かったのだけど、いろいろと尾を引く話だったなぁ。


まず以前もちらっと話があったク・フィーユの年齢。最初からESメンバーになるべく、カプセル(?)の中で育てられたらしいという、なかなかにシビアな設定だ。GTO(あるいはその前身であるGOTT)のESメンバーがただの人間ではなく、けっこう重たい設定を背負っているというのは、キディ・グレイドを知っている人には馴染みの話ではあろう。けれど、改めてこの能天気なヒロインたちにそんな過去があると言われると、分かっていても心苦しいものがある。




ク・フィーユの出生が明らかになった時点で、てっきりアスクールも同じ背景で生まれ育ってきているものと思いこんでいた。ところが、ここでアスクールが大きな謎を抱えている少女だというのが明かされることになり、正直、かなり驚いた。おそらくガクトエルがアスクールに注目しているのもその謎が関係しているのだろうが。。。


ESメンバーとしての能力を身につけているということで、やはり”作られた人間”であるというのは間違いが無いらしい。しかし彼女がどこで生まれどういう経緯で放り出されることになったのか、謎が謎を呼ぶ展開でがぜん燃えてきた。いったいどんな仕掛けを用意してくれているのか、じつに楽しみだ。



・今回のアスクール


しかし、「頭の良いアスクール」などという、存在そのものが矛盾に満ちた姿を見せられることになろうとはw 孤児であり街の用心棒として、一人でふとましく生きていたアスクールは本当にカッコよくて、惚れそうになる。初めて見る人間をまず疑ってかかる用心深さ、街と人々を守ろうという決意に満ちたまなざし、力不足を真剣に嘆いて見せながら、その力を使って絶体絶命の危地を脱して見せるという、まさに主人公らしい活躍だった。何をどう間違えたら、こんな健気な少女がアホの子に化けてしまうのだろうw じつにもったいない。


逆に言えば、今回の回想シーンで描かれたアスクールは、あからさまにキャラが崩れてしまっていた。これは作品としては問題であろう。あくまでアスクールらしさを追求するなら今回のアスクールは”無し”だと思うし、一方でこれだけカッコいい(しかもちゃんとドジっ子・アホっ子属性がついてる)アスクールを見せられると、第1話のころから描いてきたアスクールが余計残念というか不憫というか。もう少し考えて作品を作ってほしいなぁと、どうしても言いたくなってしまう。まぁそのおかげで、これだけ魅力的なエピソードも見れたのだから、怪我の功名と言うべきか、嬉しい誤算だった。


しかしパートナーという存在をクローズアップした今回の脚本構成はなかなかどうして、良くできていた。ルル山さんの気色悪いおネェ言葉が、ネタとしてよりも、ちゃんと話の構成要素として活かされていたのは評価したい。




さて次回は、今回大きな謎が見えてきたアスクールが、ガクトエルと対峙することになる模様。さっそく謎の一端が明かされるのか、はたまたさらなる謎を呼ぶ展開になるのか、どちらにせよ大いに期待したい。




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