生徒会役員共 第12話

最近この作品を見る時は、テレビの前でボソボソとツッコミを声に出しながら視聴する癖がついてしまった。んで、それをやると初めて今作の楽しみ方が分かって来るw




最近は主にCパートに挿入されていた特有イベント(今回で言えば初詣)を冒頭にいきなり持ってきたのは、時系列を考えれば当然の判断だったとはいえ、すごく嬉しかった。とくに今回は、アバンでの大晦日のシーンがまた遊び要素満載でひっじょーに面白くて、そのノリで初詣イベントへと意識を向かわせることができたので、導入としては最高のカタチだったなぁ。


そのアバンタイトルだけど、大晦日の空気感の演出がすごく良いですね。大晦日の夜って、家で何をするというのでもなく(そもそもコタツから出たくないしw)、だから家族観の何気ない沈黙とテレビ番組ばかりが印象に残る時間帯。せっかくトリプルブッキングが出演してる音楽番組や何が面白いのか分からない神社紹介をすっ飛ばして、「絶対に笑ってはいけない48時間」にチャンネルが落ち着いてしまうのはデフォですな。まぁかくいう自分は、大晦日だって自室でいつも通りアニメ見たりゲームしたりしてますがw


そういえば、津田家は両親不在だったなぁ。年越し蕎麦も出来の良いお兄さんが作っていたし。前に津田家の親が出てきたシーンってあったよね? 夫婦で旅行にでも行ってるのだろう。




さて今回は、初詣、バレンタイン、そしてコトミの受験と、大きな行事を一度に3つも消化してしまった。その分、それぞれのイベントの尺が短くインパクトも弱くなってしまった感は否めないが、逆に言えば30分総じてメリハリが効いていて良かったと思う。


とくにバレンタイン。チョコを渡すシーンはもっとラブコメ色満開で、津田タカトシをめぐる女性陣の悲喜こもごもを見せて欲しかったところだったので、あまりにあっさり通り過ぎていったのがはなはだ残念だったのだけど、その短い時間の中で見るべき要素がぎゅっと詰め込まれてあった。あまりにそっけないスズと津田の関係と、なるべくさりげなく渡そうとして周到な作戦を展開してきた萌え萌えシノ会長の対比も面白かったけど、それ以上に男子どもの愚かしさと悲哀が全力で描かれたのがたまらないw そりゃ、ほとんど女子だらけのガッコで、期待するなっていうのが無茶だよw 


期待をするのは自由だ。そして希望を胸に、痛々しい姿を披露しちゃうのも青春だ。もはや名前も忘れてしまった級友A(CV:白石稔)をはじめとする彼ら男子生徒たちは、いま全力で青春を謳歌しているのだ。友よ、全力で君が道を征け!




その後は入試イベント。せっかくスズが特別講師を買って出てくれたのに、なーんにも頭に入って無いコトミは本当に残念な子だなぁw コトミのキャラはわりとシノとかぶっていると思っていたのだけど、シノはちゃんと頭が良くて仕事もできる。役に立つことはほとんどしないのにただ下ネタ呟いてるだけのコトミは、そうか、将来は横島先生みたいなタイプになるのかww


面接試験で、例の超絶可愛い世界史の先生の隣に横島先生が座っていたのを見た時は、「おまえソコにいたら駄目だろぉっ!」と本気で突っ込んでしまったw そしたら案の定、ロクなことにはならないしw ”3P”と書いた筆記試験の正答率がソコソコ良かったのだという風にしておきたいけれど、まさに横島先生とコトミの波長がぴたりと合った瞬間で、受験において面接がそれなりに大きな点数配分になっている学校では、この出会いの効果は計り知れないほど大きかっただろう。


とはいえこれで、コトミも晴れて桜才学園の生徒となるわけだ。次回すでに最終回とのことで、この暴走妹が本当の意味で活躍するのは別の機会を待たなければならないことになりそうなのが寂しいが、他のキャラともども、最後に大きな花火を打ち上げてくれることを期待しよう。


最後くらいは、完全にアニメオリジナルの回とかやって見せて欲しかったりするんだけどなぁ。今作ではいろんな場面でスタッフの力量の片鱗を見せてくれてはいるが、原作のネタをわりと忠実に拾っているらしい今作においては、あくまで片鱗であるに過ぎないアニメスタッフの才能や工夫。これを、原作から離れて、完全にアニメスタッフの裁量に委ねられるエピソードを作って、存分にやりたい放題にやって見せてくれる回があってもいいと思う。




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それでは、今回は以上です。


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