俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第9話「俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない」

原作者脚本で、桐乃の魅力を大解剖!?




・今回の桐乃は面白すぎる!


これぞまさしく桐乃回、と言わんばかりに、桐乃の変態的な可愛らしさを存分に描いた第9話。直前の「AB」とのコラボCMで、原作者脚本だとは分かっていたけれど、加えてやたら映像が良いなぁと思ってたら、ここで舛成孝二氏を起用するとはw 前回さんざん叩かれた感のある今作だが、それでもやはり、こうしたアニメーションの妙はアニメ化しなければ味わえないもの。もちろん声優の演技も含めて、今回のエピソードは本当に、これぞアニメ!と叫びたくなるような回だったのではないか。


まぁまず、今回はとにかく桐乃押しだったということで、一人で部屋にこもってエロゲーをプレイする彼女の様子がとにかくキモくて可愛くて面白すぎた。ゲームに夢中になるあまり全力全開で画面と会話し、怒ったり萌えたり悶えたりと大忙しだった桐乃。本来であれば黙々と一人プレイにいそしむであろうエロゲーという道具を活用して、脚本でも、映像でも、これだけ激しい立ち回りを演じさせると言うのは素晴らしい。桐乃がどれだけ妹ゲームが好きなのか、これまでも十分に分かっていたつもりだったのに、そんな想像をはるかに超えたものを見せられた印象だ。それに、無我夢中になったときの桐乃のキラキラした姿も、なんとも魅力的だ。


桐乃は、他のキャラ以上に、「目」で演技をするキャラとして描かれてきたように思う。それが今回も暴走して、支離滅裂な言動の奥にどんな感情が煮えたぎっているのか、目を追いかけているだけでも十分すぎるほどに訴えかけている。もちろんそれに加えて、全身を使った演技が本当に見応えがあって、今回は本当に、画面に釘づけにされたなぁ。




エロゲーの内容に関しては、もう見るからに桐乃の生き映しとしか思えないキャラ「りんこ」を攻略させることで、完全にメタフィクションな構造で桐乃の一人芝居を転がして行ったのが、個人的にはすごくすごく好きだった。視聴者から「それ、おまえおまえー!w」なんて突っ込まれることを前提に、(劇中における)虚構的な妹・みやびと、現実的な妹であるりんこを対比させて、即座にみやび攻略を決断した桐乃を描いたのは笑うしかかったw 


しかしもちろん、劇中劇とはいえ、エロゲーであるからにはデレ期もあるしえっちシーンもある。それに対して、リアル世界の兄妹として設定されている京介と桐乃の間に、果たしてデレ期なるものがやってくるのか。もちろん自分としては、正妻・麻奈実こそが京介のヒロインにはふさわしいと思うし、今回接点のあった黒猫や、沙織・バジーナ(今回のやつは、いったいなんなんだ!?w)あたりもヒロイン候補としてはまぁ挙げてもいいとは思うけれど、実妹と恋愛関係に突入する展開をこの作品が用意しているのかどうか、その見極めもそろそろ行っておきたいところだ。原作でどうなっているかは知らないし、そもそも割とかなり改変の目立つこのアニメ版は原作の展開に縛られないかもしれず、残り話数でどんなエピソードを見せるのかとても気になる。家族間のハートフルコメディとして終わらせてもいいと思うのだけど、どうなるかなぁ。色々と楽しみでもあり、不安でもある。これに関しては次回もおあずけかな。



・脇役いろいろ


もちろん今回の見どころは桐乃だけではない。バジーナさんに関してはちょっと混乱しすぎて頭が整理できないので放ったらかしにさせて頂くとして(笑)、黒猫の意外な一面が見れたのは良かった。割烹着だよ、割烹着!! それになんかえらく可愛い生物と一緒に暮らしてるしww あれは妹さんですか? 弟だったら萌えるな。ともかくあの幼子の描き方なんかは、たしかに「かみちゅ!」等を連想させるものだった。


当然と言えば当然なのだが、あの厨二病が外面だけの嘘設定で、とてもホっとしたなぁ。あんなに家庭的な、慈愛に満ち溢れた黒猫を見ることになろうとは。京介から電話がかかってきたときに、あわてて脳内のスイッチを切り替えていたり、後になって一人でマスケラごっこ(?)をやっている時のダサさが、もうたまらなく可笑しかったw 黒猫は、もっとたくさん、表裏の色んな顔を見たいと思えるキャラクターだ。最初に彼女の家と、食卓の用意をする黒猫が描かれた時、夢か脳内妄想か何かかと思ってしまった。今回のおかげで黒猫は、今まで以上にぐっと魅力的なキャラになることができたと思う。




一方でおれの麻奈実に出番が無いってのは一体どういう・・・。京介も最初は電話かけようとしてたのに、自粛したのは何でなのか。なんとなく麻奈実じゃつまらない、とかいう理由だったらキレるけど、たぶん彼は、麻奈実が勉強中か店の手伝い中か、とにかく今電話したら迷惑がかかることをちゃんと分かっていたのだろうと想像しておきたい。それくらい、二人はツーカーの仲だし、お互いの行動や生活のパターンも分かっているハズだ。最終回までにあとどれくらいの尺が麻奈実のために残されているか分からないので口惜しいところではあるが、これも夫婦ゆえの出番の少なさだと、強引に納得しておきたい。




さて次回は、沙織嬢が何やら良からぬ企みをしていたのが、どうやら実行に移されるようだ。いったいどんな口実を設けてあのメイドコスを着させるのか、その戦術も含めて注目しておこう。
麻奈実はぜひ割烹着で出演を・・・無理かw




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それでは、今回は以上です。


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この記事へのコメント

2010年11月29日 01:28
こんばんはです。コメ失礼致します。

桐乃はやっぱり趣味に没頭している時が一番可愛らしいですよね。確かに目で「嬉しさ」が表現されていたように思います。

「りんこ」のキャラはやっぱりそういう事なんですかね。私も「鏡見ようよ」と思っちゃいましたがw

>されている京介と桐乃の間に、果たしてデレ期なるものがやってくるのか

これは私はやって来て欲しくないというのが本音ですね。自分にリアル妹がいるので、そういう実兄弟間の恋愛云々を見たくないという実に個人的な考えもあるのですが。
それを抜きにしても、また、恋愛云々と言う関係にはならないとしても、桐乃にはデレて欲しくないかなと。
色んなブロガーさんに嫌われてはいるものの、今の「京介に酷い態度を取る」姿こそが桐乃の可愛さ(キャラ)を形成する大きな一因だと思っていますので。
ヤキモチを焼くのは良いのですが、そこ程度に留めて欲しいなぁと。

>一人でマスケラごっこ(?)

あぁ、確認したら完全に独り言ですねwww
てっきり本当に電話で喋っているものと。
「ぷるるる、ガチャっ」って口で言ってるw
自分の記事で間違えていたので直さねば…。

※昨夜(夕方)は大変失礼いたしました。
なんか、おパゲーヌスさんにはご迷惑を掛け通しで本当に申し訳なく思っとります。

では、今回も訳の分からん長文失礼致しました。
白米プチョン
2010年11月29日 11:02
桐乃はエロゲに対してデレてる時が一番可愛いw

麻奈実に電話しなかったのは、妹が隣の部屋に居る時に電話したくなかった、ってのはどうでしょうか。妻にやましい所を観られたくない夫的な。
黒猫相手なら桐乃の大きい声を聞かれても平気、という所に各キャラ同士の距離の違いを感じました。

このアニメが1クールだとしたら残り少ない話数をどう締めるかは大いに気になります。
京介の一人称によって語られる原作では表現しきれない、各キャラの裏の顔を今回アニメでやってくれたのが原作ファンにも有難かったです。
反面、京介の心情は原作の方が判りやすい(桐乃への嫉妬などは初期から判明していた)のでバランスを取ったんでしょうか。
おパゲーヌス
2010年11月29日 18:02
>カニメガネさん
昨今、ゲームにしろ漫画にしろ、妹モノがやたら増えていっている印象がありますが、リアル妹持ちの方にはやはり受け入れがたいものがあるのですかね。「俺妹」が今後どうなるかは分かりませんが、この作品の作風なら、あくまで家族としての絆を描いてくれているほうが、合っているかもしれません。

>昨夜(夕方)は大変失礼いたしました
いえ、嬉しかったので、どうもありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします^^
おパゲーヌス
2010年11月29日 18:08
>白米プチョンさん
>麻奈実に電話しなかったのは、妹が隣の部屋に居る時に電話したくなかった

ああ、そうですね。ホテルで一緒のときも、麻奈実からの電話をなんだか随分と慌てた様子でとっていましたね。

今回のエピソードは、残り話数のための伏線を配置した格好になっているのでしょうかね。せっかくなので、単発の独立した話としてではなく、シリーズの中できちんと意味を持ってくると、面白いですね。残り3~4話か、早いものだなぁw
アルルカン
2010年12月01日 15:11
私は妹キャラには鼻毛の先も興味がないのでこのアニメはつい最近になって見ました。今回の桐野の乱心っぷりは桐野でなければ放送できなかったことでしょう。正直退きました…たらーっ(汗)


逆に好印象だったのは黒猫です。普通の服を着てたことや割烹着、意外な家事スキルなどは驚きを禁じ得ません。
アブナイ電波系だと思ってました(笑)。まぁ妹(?)には趣味を呆れられてるようですが…
おパゲーヌス
2010年12月03日 14:52
>アルルカンさん
乱心とみましたかw 一人で部屋にこもっている時なんて、たいがい、あんなものではないでしょうかね。とても親近感が湧きましたよ。まぁ、アニメで描かれるべきシーンであるか否かという点で、違和感を強く覚えた部分はあったかもしれませんが、それは作り手の作戦でしょうね。

黒猫は可愛すぎでした。今回ので俄然、嫁候補に名乗りを挙げましたね。今後に期待です。

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