僕は友達が少ない 第2話「電脳世界は神様が居ない」

結局、どっちの子がメインヒロインなのよ?


なんだかお話とは違う面で(個人的には)大いに盛り上がってきた第2話。前回は気づかなかったんだけど、この作品っていわゆる”はいてない”アニメだったのか! そしてヒロインに百合気質。なんだか小鷹は生まれてきた性別を間違えてないか? いや、女装可愛かったけどもw




今回はゲームをテーマにしたエピソード2本。「友達を作るにはゲームから」というのは鉄板で、はじめて会う人たちと強制的に仲良くなってもらおうとするなら、アイスブレーキングと称するレクリエーションを行うのはとても効果的だ。残念系とされる今作の登場人物たちも、冷静でいる間はそれなりに世間一般の感覚を分かっているようで、また言いだしっぺの夜空があれでも真剣に隣人部の活動を企画している様子もあって、彼らの活動を少しは安心して見守っていられそうな感じになってきた。巻き込まれただけの小鷹でさえ、クラスメートに溶け込もうと勇気を出していたのだから、第2話にしてなかなかの進歩だ。


それでも携帯型ゲーム機になんて縁の無い自分には、モンハンとやらがどれだけ友達作りに役立つのかはまったく分からないんだけど。モンハンファンの集まるイベントに行けば気軽に狩りの仲間を見つけられるのは当然として、例えばそこでゲットした友人と長い付き合いが出来るのかとか、いままでろくに口をきいたこともない人から教室で突然声をかけられて、即座に応じるようなことがあるのか、ちょっと疑問。例えば自分が中学生のころなんかはトレーディングカードゲームのマジック・ザ・ギャザリングが流行っていて、自分も友達に勧められて遊んでいたりしたけれど、大会に出る気のまったくなかった自分にとっては、あくまで友達同士で遊ぶための共通ツールくらいの感覚しかなかった。カードショップに行けばプレイルームがあって、そこで見知らぬ人と対戦やトレードに興じたりして大いに盛り上がることもあったものの、そこで繰り返し会うことになる友人を見出したことはなかった。実際アニメのなかでも、隣人部の三人は結局自分たちだけで遊び倒して終わってしまったし、まぁこれくらいがゲームという道具の現実的な効果なのかもしれない。もちろん人によるんだけど、それを言ったらおしまいなのが、残念系青春コメディなわけでw


ましてや一人プレイ用のギャルゲーを三人で楽しもうなんてナンセンスすぎる。モンハンのやり込み度合いといい、こういう壊滅的なセンスのレクリエーションアイテムを持って来たりするあたり、三人のなかで一番重症なのが星奈であるという事実がはっきりと浮き彫りになってきていて、面白い。


星奈の場合はどうやら、家族とさえろくに向き合おうとしていないようだ。家に帰ったら自室に引き籠っているのだろうことはゲームへの入れ込み方を見ればすぐにわかるが、彼女の場合は仮面さえかぶれば他者と話が通じるらしいという一面が、まるで孤独を愛しているかのようにゲームに没頭する彼女の姿の異様さを逆に引き立てる。たんにきっかけがつかめなかっただけ、勇気が出せなかっただけの小鷹とは、立っている足場がかなり違うのだろう。現時点では星奈がどうして引き籠り体質になってしまったのか、判断できる材料は少ない。いまある情報だけで推測するなら、オタク的な趣味を他人に知られたくない(乃木坂春香や高坂桐乃のような)タイプなのかなぁなどと思ったりするのだけど、果たしてどうなのか。けどそのわりには、変なとこで積極的なのが不思議。隣人部に入部しようとするくだりとか、堂々とギャルゲーを持って来たり魅力を語りつくしたりしている様子は、作り手があまり考えなしに描いてるのでなければ、既存の人物像と同列に考えるのは難しそうだという印象を与える。このあたりの今後の描写に注目しておきたい。


一方の夜空は早くも影が薄くなってきてますがw OPやEDを見る限りどうやら公式のメインヒロインは夜空っぽく思えるのだけど、本編中では、毒舌キャラが星奈ともろかぶりする上に、今回なぞは性格や価値観までが星奈とかぶっており、しかもどの要素でも星奈のほうが一歩先んじて存在感を発揮してしまっているという点で、どんどんと後方に追いやられている感じがある。自分としては星奈よりも夜空のほうに魅力を感じるので(貧乳だし)、なんとか挽回を期待したい。またそれと同時に、小鷹くんも早いところ、巻き込まれ型無難ツッコミ系主人公の印象を打破して、彼なりの主人公スタイルを確立してほしい。それとも、そこまで求めるのは厳しいかしら。




今回のサブタイはなんだかおもしろい。何か元ネタでもあるんでしょうか。まるで『神のみぞ知るセカイ』に喧嘩でも売ってるようなタイトルだけど、「電脳世界に神はいない」と言うのであれば、非電脳世界、すなわち現実(リアル)世界には神がいる、もしくはいるかもしれないと、言っていることになる。ではその神さまとは、今作の場合いったいどんな役割を与えられているのだろうか。ある日とつぜん理想の親友を与えてくれるという奇跡なら、もうとっくに実現していると言えるだろうけれど、彼らがそれに気づくのはいつになるだろうね。



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それでは、今回は以上です。


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この記事へのコメント

あるるかん
2011年10月14日 20:44
私は星奈が好きです、グラマーな体型が魅力的。夜空と星奈は性格が割りと似てますが、複数のヒロインの中でも星奈の人気は高いようですが夜空は地位が危ういみたいです。
夜空もはいてなかったり、鼻唄混じりの同胞殺し(笑)などは面白いですが、このままだと星奈に人気を抜かれるかも。
おパゲーヌス
2011年10月14日 20:58
>あるるかんさん
自分は大きな胸が嫌いなのだー。いや、星奈可愛いですけどね。あれは反則のようなキャラですよね。

夜空は、世間の評判ではとっくに人気を抜かれてるのだとばかり思ってましたが。これからたくさん個性的なキャラが出てきそうだし、せめてラブコメに突入したら夜空の魅力もアピールできそうですが、今回はなんか小鷹ではなく星奈とのフラグが立ってましたねw もちろんそっち方面に話が進むのなら大歓迎ですけどw
はるる
2011年10月14日 22:48
コメント欄では久しぶりです。
原作既読なのに最初のほうはほとんど覚えていなくて、星奈の家での様子とか覚えてないのですが。
星奈は理事長の娘というお嬢様だから、普段、家族団らんとかなくて(偏見)、部屋に引きこもるまでもなくゲームやり込めるんじゃないでしょうか。
それに、作り上げた外面で人付き合いしてると、家族も含めて人と顔を会わせるのがかったるくなるんですよね。それでも友達が欲しいと一歩踏み出した星奈は偉いな~と思ってます。素のままの態度で居られるのって、多分隣人部だけなんでしょう。それを引き出せたのは夜空の毒舌なんでしょうけれど、とすると怪我の功名なのかもしれません。
おパゲーヌス
2011年10月15日 19:12
>はるるさん
そうそう、お嬢様だからという設定だけで、何か家族と疎遠になってるんだろうなぁと思わせるところがありますw 親が家にあまりいないってだけでも子どもにはストレスのはずなのに、家政婦さんがいたりとか、来客が多かったりとかすると、家族に対する付き合い方もまた変わってきてしまいますよね。そのあたり、星奈のドラマでシリアス風味に描かれそうだなという予感だけはびんびん来てます。

もし、友達作ろうって趣旨で始まった作品が、必然的に家族のあり方を問うところに行き着くのであれば、人間関係というものの面白さを考えさせられることになりそうです。そういう意味では夜空や小鷹の家族関係も気になってきますが、小鷹はすんなり妹からPSP借りてこられたし、あまり心配する必要はなさそうかな?

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