ラストエグザイル―銀翼のファム― 第12話「Block」

これは良いツンデレ^^




グラキエス軍人に捕まってしまったかに見えたファムたち一行。しかしそこで待っていたのは意外な出会いだった・・・!?


途中に年越しを挟みながら、ファムジゼ戦争→仲直りしたうえでの総集編→忍者暗躍の急展開→まるまる過去エピソード、と続いた最近の数話分で、この物語の行く末を計りかねているところが正直あったのだけれど、しかし今回、物語があまり大きな動きを見せず、ファムたちとディアンの邂逅をあくまで個人的な接触として描いてくれていたので、良いリハビリになった。ここで置かれたワンクッションが、シリーズ前半部のような戦記モノとしての展開にふたたび移っていくうえでの触媒としてうまく機能するんじゃないかと思う。


今回の見どころは何と言っても、グラキエス人の役を演じた声優の方々の頑張りだろうw いくらロシア語の監修者が入っているからといって、日本人にとっては馴染みのない発音やアクセントが多用される言語を、しかもおそらくは文法知識がろくに無いままセリフとして成立させるのは、とてつもない努力を要することは想像に難くない。ちゃんとロシア語を知っている人が見れば、発音も、また脚本上の言葉づかいも、もしかしたら違和感を覚える部分は多いのかもしれない。けれど、劇中のキャラがファムたちの知らない言葉で生活しているのだということを認識させる分には、十分すぎる脚本や演技だったとは言えると思う。いちおう自分も少しだけロシア語を勉強したことがあって、いくつか理解できるセリフを聞き取ることもできたけれど、そうでなくたって、ただカタカナを並べただけではぜったいにあの発音にはならないということは誰にでも分かるのではないだろうか。ひょっとしたらキリル文字を覚えるところから勉強したか、そうでなければスタジオで何度も録り直して、あの水準に持っていったんじゃないかと推測している。


それにとにかく驚かされるのが、グラキエス語のセリフ量が膨大に過ぎること。今回、日本語よりロシア語のほうがセリフ数が多かったんじゃないかと思ってしまう。ここまで徹底させて、しかもミリアにまでグラキエス語をしゃべらせるとは、予想だにしておらず、声優という職業の凄味を改めて実感させる回だった。もしファムたちがグラキエス人の街の中にまで入り込んでいたら、もっと大変な事態になっていただろう。


ロシア語は美しい。世界一美しい言語のひとつなんじゃないかと思う。意味分からないから謎めいた魅力を感じるというのもあるんだけど。でもここまでグラキエス語を他のセリフと徹底して峻別したことで、同じような美しさや神秘性を、グラキエスという民族そのものに付与できていたのは確かだと思うし、そのグラキエス語でもってツンデレや日常の微笑ましい光景を描かれると、これがまた、たまらなく魅力的だ。グラキエス領の寒さ厳しい気候ともよくマッチしていたのではないだろうか。


ただ一点、残念というか、もったいないと思ったのが、ミリアがなぜかグラキエス語を理解していたために、せっかく言葉の通じないキャラとして登場したディアンとの会話が、ミリアの通訳を通して存外にスムーズに行われてしまった点。これなら、最初からわざわざ言葉を変える必要はなく、ただまったく異なる文化や発想の持ち主としてディアンとファムの邂逅を描けば、それで済む話だった。どうしてミリアがグラキエス語を理解できるのかという謎は大いに気になるところではあるけれど、一方で、言葉を抜きにしても通じてしまうファムの心根の優しさを描く点では、これだけグラキエス語に堪能な人物がいるということがマイナス効果として働いてしまう。異文化コミュニケーションを描く面白さ(それは同時に難しさでもあるのだが)を、もっと追究して欲しかった。


ミリアの「風防って何?」もマヌケなセリフ。おまえすでにちゃんと訳せてるじゃんww まぁ、辞書やそれに類する知識を介しての通訳ではなく、”なぜか正しく訳せてしまう”という特殊能力の表れなのかもしれず、ミリアのグラキエス語は我々の理解とはかけ離れた能力である可能性は高いのだけど。今作の場合、ツッコミどころと思ってた部分に、じつはちゃんとした設定があったのでした、というパターンがとても多いわけで。劇中でもう少し、そうした裏設定に視聴者が想像力でリンクできるような工夫なりヒントなりを、示しておいて欲しいとは思う。


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さて一方で、アデス連邦のほうはいよいよグラキエス侵攻作戦を発動。またシリーズ序盤のような戦記物らしい熱い展開が待ち受けているかと思うと、嫌でも胸が高鳴ってくる。


今回語られた、アデス軍の戦略をおさらいしておこう。

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① アデス主力艦隊の動き

アウグスタや諸将軍を集めて開催された作戦会議にて、グラキエス周辺の地図に置かれた兵棋によって、アデス軍の基本的な行動方針が示された。それによれば、ボレアース要塞の北東150マイルの地点に集結した、カイヴァーン、オーラン、ソルーシュの3艦隊の総力をもって、グラキエスに侵攻しようという。


ボレアース要塞の具体的な位置は不明だが、地図の北西部(左上)に艦隊が集結していた地点の近くだということだ。1マイル=1609.344メートルなら、150マイルは241.4016キロメートルということになる。が、航空や航海で用いられるマイル(1マイル=1852メートル)なら277.8キロ。おそらくは後者を使っているのではないかと思うが、まぁいずれにせよ、グラキエスがすっぽり入る縮尺のこの地図なら、3~40キロの差はそれほど大きな違いは無いかもしれない。グランレイクから北西に流れ出ている河のどちらの岸に要塞があるのかは気になるところだが、岸の東側に集結している艦隊がグラキエス軍の攻撃を受けていないところを見ると、グラキエスが認識している国境線はもっと内陸にあるようだ。


ボレアース要塞は、公式サイト用語集によれば「険しい峡谷が多い地域にあって数少ない安全な場所であることから、北方航路の要衝となっている。極めて堅固な要塞を持つ軍港が築かれ、ここを通行する艦艇の補給拠点ともなっている」とあることから、艦隊はこの要塞で十分な補給や準備を行ったのだろう。第6話でソルーシュの第四艦隊がボレアースへ派遣されていたのは、ラエトゥスをのぞけば南方地域がすべて屈服した段階で、すでにアデス連邦は対グラキエス戦を想定した軍事行動を開始していたことになる。




さて地図を見れば、グランレイク北西に集結した艦隊が、そのまま敵の領内を西進するのではなく、わざわざグランレイクの水面上を迂回する作戦を立てていることに疑問を抱くところだ。これは想像するに、攻撃力と機動力を兼ね備えたグラキエス軍を相手に戦うにあたり、何があるか分からない敵領内で戦闘を行う愚を犯さないためだろう。もしアデス軍がグラキエス領上空を進軍してきた場合、グラキエス軍は各地の基地や村落で補給や休養を取りつつ、ヒット&アウェイ戦法で敵戦力を漸減させることができる。グラキエスの厳しい気候や地形、そして独特の言語を持った忠誠心の高い国民性を考えれば、アデス軍にとって敵地を制圧しつつの進軍が大変な苦労を伴うであろうことはたやすく想像がつく。


それに対して湖面を白昼堂々と進軍すれば、グラキエス軍は奇襲やゲリラ戦に頼ることなく、正面から迎撃を行うしかない。そして圧倒的な兵力を誇るアデス艦隊を正面攻撃で打ち破るには、こちらも相当な戦力を結集しなければならない。主力同士の正面衝突ともなれば、かなり博打性が高くなるうえ、どうしても物量の差が如実に表れることになるわけで、グラキエス側にしてみればもっともリスキーな戦いを強いられてしまうわけだ。


この条件をさらにアデス有利に傾けているのが、専守防衛を徹底するグラキエスの戦略方針だ。いかに攻撃の意志が目に見えていようとも、国境の外側を通行している限り、グラキエスは他国の船に手を出すことができない。仮に手を出してしまえば、中立を守り抜こうとするグラキエスの国策そのものが揺らぎ、良くも悪くも信用され畏れられていたグラキエスという国家の印象が大きく崩れ去ってしまうことになる。いちどグラキエス側から中立を破れば、それ以降いつ戦乱や他国の面倒事に巻き込まれても文句は言えなくなってしまうわけだ。それが分かっているからこそ、アデス軍は湖の上を迂回してなるべく首都に近い国境に戦力を集結し、そののち宣戦布告を行ってから最短距離で中枢部へ進軍できる。もちろん、その途上でグラキエス軍の全戦力と交戦し、これを叩き潰してしまえれば100点満点だ。


なお、ルスキニアが劇中で「カイヴァーン、オーラン、ソルーシュの総力をもって・・・」と言っていたシーンで、三つの兵棋を順番に移動させていたが、艦隊の配置が名前の呼ばれた順になっているかどうかは分からない。彼の口調からすると、必ずしもセリフと兵棋の状況は一致していないようにも思える。けれど艦隊の配置を見てみれば、仮にカイヴァーンの第二艦隊とオーランの第三艦隊が敵正面を受け持ち、足の速いソルーシュ第四艦隊が西方少し離れたところに配置されていると考えたとしても、各艦隊の特性からいって、また分進合撃の観点からも、納得のいく布陣にはなっている。


② 先鋒は属州艦隊

3艦隊の配置が示されたのち、誰が先陣を切るかという議題になったとき、ルスキニアはまっさきに、服属した各地域の名前を挙げた。従属国の士官たちはその名誉を心から光栄に思い涙するが、サドリが意味深な表情をしていたように、この決定はとても温情ゆえのものとは思えない。むしろグラキエス軍とアデス第一艦隊の戦闘シーンを見ている視聴者としては、明らかに捨て駒にされている帰還民たちを哀れに思ってしまうところだ。


前述したように、グラキエス侵攻作戦の肝は、グラキエス軍をいかにして壊滅させるかにかかっている。たとえ勝利を収めたとしても、その戦力を逃がしたまま敵地に侵入すれば、厄介な”見えない敵”の存在に大いに苦しめられるだろう。そこでルスキニアは、ここでも、「侵入者は即排除」の方針を貫くグラキエスの戦略を逆手にとった作戦を立てていることが分かる。


捨て駒の属州艦隊は、グラキエス領内に入るや否や即座に攻撃を受け、おそらくは壊滅してしまうだろう。だが、グラキエス軍とて超人ではない。敵の攻撃による損害が皆無だったとしても、燃料や弾薬は消費されるし体力も奪われる。激しい緊張の中で戦うのがいかに精神的負担を強いているかは、今回のディアンの言動を見ればよく理解できるだろう。数だけはそれなりに揃っているであろう属州艦隊と戦った後、アデス本軍による本格的な攻撃を受けたとき、グラキエス軍は果たして耐えきれるだろうか。しかも戦闘地点は首都のすぐ南方である。疲れたからといっても簡単には撤退できるはずがない。グラキエス軍は、このたった一度の戦闘でアデス軍の進撃を食い止めなければならないのだ。逆に言えばアデス軍は、多少とも大きな損害を出したとしても、負けなければそれでいい。グラキエス軍の攻撃を一度だけ耐え抜きさえすれば、あとは休息の暇もあたえず敵国の中枢部に進軍するだけで、戦争の大勢は決する。


戦術面から見ても、まず喪失しても構わない部隊で敵の注意をひきつけておくのが有効な作戦であるのは自明のことだ。数で勝るアデス軍なら、グラキエス軍が属州艦隊と交戦している隙に、分厚い包囲網を完成させてしまうことも可能だろう(実際そんなことになったら、グラキエス側の指揮官はド阿呆だけどw)。グラキエスと戦うにあたり、ただたんに新兵器を搭載するだけでなく、戦略・戦術の両面から、この戦争に勝利するシナリオをいくつも用意できているアデス軍の遠征計画。文句のつけようのない作戦であると評価することができるのではないだろうか。


③「おとり」の存在とは

今回のエピソードでもっとも盛り上がったのは、アデス軍大艦隊を前にして、珍しく頭の冴えたファムが「あれは囮!」と見抜いてグラキエスに引き返すシーンだ。


これまでも野性的な勘を働かせて、空族時代から何度も大きな戦果を挙げてきたファムだったが、その背景には、こうしたいくさの空気や臭いに触れて、船や軍団の意図や感情を敏感に察知できる能力が働いているのだろう。ふつうなら、どう見ても主力としか思えない編成の艦隊を見て、これを囮に使っているとは誰も思わないだろう。とくに知識の豊富なジゼのような人物なら、どの船がどれだけ揃っているかという情報から判断して、目の前の艦隊を敵の文字通りの主力軍であると結論付けるはずだ。


だがファムは、優れた指揮官によって行われる戦闘というものが、しばしば常識破りと思える手段で鮮やかな戦果をはじき出すことを、本能的に理解している。まずファム自身がそうした常識にとらわれない発想で勝利を掴み取ってきた人物であるうえ、タチアナやサドリのような艦隊指揮官の戦いぶりを間近に見てきた経験も生きているはずだ。さらに言えば、死神シルヴィウスでさえ重大な危機に陥ってしまったのを見て、自分たちの置かれている状況に対して嫌でも緊張感を持たざるを得ない。そうした点が、ファムの勘を冴えわたらせた要因になっていると思われる。


その勘が正しいのかどうか(すなわち眼前の艦隊が本当に囮なのかどうか)は、もちろんまだ分からない。ただ、ファムの考えが正しいと仮定すると、ルスキニアの立てた作戦のさらなる裏側が見えてくるのは確かだ。


なるほど主力軍を囮として別働隊を敵の後背に送り込むのは、極めて効果的な戦略と言える。グラキエスが、アデスの主力を叩くためにほぼ全兵力を投入してくる可能性が高いことは、前述の通りだ。そしてそうなれば、迂回してきた別働隊が首都を襲撃して国家指導者を抹殺もしくは捕虜に取ることもできるし、あるいは軍事基地や補給地を攻撃して継戦能力を喪失させることもできる。なにより、敵の兵士や国民の戦闘意欲を大いに削ぐことができれば、アデス連邦の勝利はぐっと現実味を帯びてくるだろう。


では問題は、その別働隊がどこにいるのか、ということ。劇中のセリフを鵜呑みにするなら、グラキエス攻撃を担当する艦隊のうち、もっとも迂回奇襲攻撃に適しているのはソルーシュの第四艦隊だ。もし第四艦隊が図中で左翼に置かれている兵棋に該当するのなら、ファムの位置から第四艦隊の動きは見えていないはずで、この艦隊の機動力をもってすれば後方に回り込むことも可能かもしれない。しかし、以前の話数では何度も、国境の外の動きをグラキエス機が偵察している場面が描かれている。孤立主義を徹底して貫く以上、国外の動きにはとくに敏感でなければならないはずで、もしアデス軍が国境近くに兵力を展開すれば、たちまちグラキエスはその動きを察知してしまうだろう。そうなれば、いくら神速を誇るとはいえグラキエスの戦闘機にはとうてい速力でかなうはずのない第四艦隊では、迂回・奇襲作戦など成功できる見込みは少ない。


やはりここは、作戦上に名前の挙がらなかったもうひとつの機動艦隊、すなわちサドリ率いる第一艦隊が、別働隊として働くことになるのだろう。第一艦隊はシルヴィウスとの交戦で大きな被害を受けており、おそらく今もまだ定数に達していない可能性が高いけれど、完全無音航行が科学技術よりも兵員の訓練に依存したスキルであるなら、船を乗り換えても船員が変わらなければ、失われた艦船を補うのにそれほど時間を要する必要はないと思われる。経験豊かで信頼も厚いサドリの艦隊ならば、主力艦隊のすべてを囮にしてでも、グラキエス侵攻作戦の要を任せることは不思議ではない。


ルスキニアが、この遠征計画の最大の目的をどこに見据えているかは、まだまだ分からない。名目上はグランレイク周辺諸国の統合だが、彼の目的が土地とはまったく別のところにあることは十分考えられる。今回も冒頭でアルヴィスが狙われていたところを見ると、エグザイルの鍵となる人物を生け捕りにしようとしているとも考えられるから、サドリには敵の首都攻略よりもさらに優先度の高い目標として、グラキエスのエグザイルの確保が厳命されていてもおかしくはない。




こうしたアデス側の動きに対して、グラキエスがどう対抗するのか、そしてファムとディアンの繋がりはグランレイクの将来にどんな影響を及ぼすのか。ふたたび描かれる大規模な艦隊戦ともども、大いに注目しておきたい。




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それでは、今回は以上です。


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この記事へのコメント

ラファエル
2012年01月17日 15:23
こんにちは。
今回はほのぼのとしていい回でしたね。
来週が楽しみすぎますがw

ところで、今回の話を見ていて気になった点が二つ。
ひとつは。もうアデス本国の作戦会議にオーランがいたこと。
前々回でカルタッファルを攻めていたのにもう戻っているということは、空族たちは…

それと、ファムがおとりと看破したアデス艦隊の中に、総統戦闘艦インペトゥスがいたことです。
ということは、総統自らおとりという事になりますが…どうなんでしょう。

まあでも、ファムのスキンシップ恐るべし、でしたねwww
では。
おパゲーヌス
2012年01月17日 21:11
>ラファエルさん
今回のほのぼのシーンは、これからやってくる不吉な予感とセットだったので、なんだか無性に寂しく感じてしまいましたよ。

オーランが作戦会議の場にいたのは、当然、対空族作戦が終了したからでしょうね。ただこの場合の終了には二通りあって、ひとつは空族勢力が事実上壊滅してしまったという結末と、もうひとつは、いくつかの部族を見せしめに攻撃することで空族同士の連携や反アデス運動を阻止することで事足れりとした、という結末。攻撃手段がほとんどない代わりに逃げ足はとにかく早い空族の特性を考えれば、たぶん後者なんじゃないかと思っています。なにより、アデスにとっては空族なんかより対グラキエス作戦のほうが遥かに重要でしょうから、第三艦隊の全軍を北へ差し向けたうえで、今回こうして御前会議に出席していたのだと思います。なので空族が全滅されたという可能性は低いでしょう。アタモラたちは心配ですけどね。

ファムがとっさに「おとり」という言葉を使ったから分かりづらいかもしれませんが、総大将みずからが敵の注目を集めておいて、別働隊が本来の戦略・戦術的目標を達成するために活動するのは、作戦としてまったく問題ないと思いますよ。むしろ、グラキエスに持てる兵力のすべてを投入してもらったほうが、別働隊の活動はより楽になるはずですから、そのためにインペトゥスを囮に使うのは非常に理に適った作戦だと思います。

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