バカとテストと召喚獣 第6話「僕とプールと水着の楽園――と、」

コーラバトルに本気で噴いたw




・今回は水着&銭湯回


お金の無い主人公に、(授業とかではなく)いつものメンバーでプールに遊びに行かせるにはどうしたら良いかという点において、キャラの特性を巧みに活かした展開のさせ方は見事。明久と雄二にプール掃除が命ぜられるトコロもそうだが、水着になるのを嫌がる二人のヒロインをいとも簡単に説得(?)してしまう機転の利かせ方など、感心してしまった。


プールの場面においても、今作がいままでで積み上げてきた”お約束”をしっかり取り込みながら、くだらないネタを矢継ぎ早に繰り出して楽しませてくれる。それぞれのコントのオチが、明久・ムッツリーニの鼻血噴出か、あるいは雄二が酷い目に合うばかりでパターン化していて、もうひとつひねりが無かったのがちょっと残念。まぁ、他にどうしろとも言えないわけですがw


Fクラスメンバーと積極的な関わりを持つ霧島翔子と清水美春が登場するのは良いとして、木下姉や久保くんを差し置いて、工藤愛子が出演したのはかなり意外だった。たしかに水泳部と言われれば繋がりが無いわけではないのだけど、いままでの流れからして唐突感がある。ここらで出番を与えて印象を濃くしようという算段かしら。逆セクハラとしか思えないキワドイ発言はしっかり個性を獲得できているので、もっと扱いが良くてもいいキャラだと思う。ムッツリーニあたりとフラグ立たないかなぁw




・清水美春の立ち位置と作品の方向性


レールガンの黒子から、うざい部分だけを抽出して具現化したような清水美春。彼女が前面に出張ってきた際に流れるアップテンポのBGMが、かなり好きだったりする。


ところで、彼女の出番の強引さなんかはとくに象徴的だと思うのだけど、今作はいまだに各キャラの魅力が小出しでしか見れてない感じがして、かなりもどかしい。Fクラスの連中はまぁいいとして、その周辺キャラが、せっかく良い個性を持っているのに活かしきれていないと思う。作品の方向性に比して、キャラが多すぎるんだろうなぁ。


とはいえ、キャラの多いギャグアニメで大沼心と言えばやはり「ぱにぽにだっしゅ!」や「ねぎま!?」を連想せざるを得ないのだけど、あちらの2作品と今作は手法としてはかなり似通っている。とくに「ぱにぽに」なんかは、2クールどっぷり浸かった今だからこそ各キャラの個性が強く印象に残っているけれど、6話目あたりではメイン以外のキャラは影が全然薄かったはずで、これは仕方ないのかも。むしろ出番の少ないキャラだからこそ、テンプレ的な活躍を何度も繰り返すことで個性を確立させているのだろう。原作既読者の話ではかなりオリジナル展開をやっているらしいが、この方向性は間違っていないと思う。


あとは当然、演出や脚本がカギとなってくる。毎回のように有名どころのアニメーターをコンテに起用しているのは、ストーリー面の脆弱さを補おうという意図に見えるし(今回ばかりは馴染みの無い人でしたが)、脚本においては、前述のようにさりげなく技巧を凝らしたトコロを見せてくれている。


作品の性質上、一本スジの通ったストーリーというものをなかなか見せることが出来ない中で、今回なども無理やりな幕引きをせざるを得なかったりと、どうしても苦しい部分が散見されてしまう。だけど、せっかく魅力的なキャラの揃っている作品なので、なんとかスタッフ勢の頑張りや創意工夫に期待したい。とくに脚本にかかる責任は大きいので、ギャグアニメと言えど頑張って欲しい。「夏のあらし!~春夏冬中~」の二の舞にはならないでくださいよw



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<追記>

なんだ、今回って原作通りの展開なのか。未読ということもあるんだけど、作品の質から言っても、見分ける基準が分からんw あのぶつ切りなエピソードの並べ方とか、強引な終わらせ方とか、「原作通り」なんでしょか。だとしたら、やっぱり高山カツヒコのオリジナル性が強く出た方が、私としては評価高いんだけど(←というか氏のファンとして、そういう結論に持っていきたいw)。

とはいえ、原作の良いトコロも悪いトコロも、アニメ化に際しては巧くアレンジしなければならないわけで、今回は「面白かったけどあまり巧い展開だとは思えなかった」というのは、脚本家の責任も指摘してしかるべきなのでしょう。

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