それでも町は廻っている 第3話「猫省年」

絵コンテに佐藤卓哉とは・・・。どんだけこの作品に賭けているの?w




・歩鳥の傑作推理巨編!


Aパート「目」は、なんと歩鳥が珍しく冴えわたっているエピソード! 推理ドラマ風の演出を随所に紛れ込ませながら、緊張感のあるじつに秀逸な映像表現の中で描かれる、傑作エピソードに仕上がっていたと思う。


見るからに気色悪い自画像のインパクトがすさまじいが、この小道具のおかげで、展開としてはさほどひねりが無くても十分に謎解きのドラマとして成立してしまう、発想の勝利。もちろんここで用意されている謎の仕掛けはじつに面白くて、そのままクイズ番組にでも採用されて良さそうなクオリティだ。ちなみに原作の展開をすっかり忘れていた自分は、どう頭をひねっても正答には辿りつけなかった。歩鳥の頭の柔らかさに本気でビックリしてしまったw


それにしても、いつもエラソーな担任教師をふみつけて勝ち誇る歩鳥の、なんと楽しそうなことか!w 自分も高校時代は数学が大っきらいで、しょっちゅう数学教師に噛みついて鼻を明かそうと企んでいたものだったが、今回の歩鳥くらい完全な勝利を収める場面があったら、さぞ気持ち良かったろうな。羨ましい^^




・紺双葉登場


Bパート「猫省年」からは、ボーイッシュな金髪少女・紺双葉が登場。まずは喫茶店の外の場面で、歩鳥と二人きりの状況でキャラ立てが行われる。


彼女の気さくでさばさばした性格の魅力は、この場面だけでもふんだんに表れていたと言えるが、個人的にはこのキャラをちゃんと魅力的な人物として認識できたのは、彼女がスカートを履いている絵を見せられたときだ。初見時は本当にナマイキな少年だと思ってたから、その固定観念が突き崩された時の驚きも含めて、紺双葉というキャラのアイデンティティが確立されていると思う。その意味で、やはりアニメは声が付くから、想定よりずっと女の子女の子した印象になっていはしなかったかなと、ついいらぬ心配をしてしまう。


一方でこのBパートは、歩鳥のオヤジギャグ属性がよく発揮されていたのが見どころだ。じつは自分は、この手のオヤジギャグが大好きで(笑)、それを全力で挑戦してくれるトコロは本当に、今作の好きな要素だったりする。双葉じゃなくて、歩鳥のほうばかり気になってしまうBパートだったかなぁ。


それと、Aパートにくらべると、少しだけ演出が物足りなかったBパート。というかAパートが凄すぎただけなんだけどw しかしその補完とでもいうのだろうか、歩鳥とたっつんがエラくカッコいい剣戟を披露してくれたのは見惚れてしまった! アクションでこんなにしっかり魅了してくれるなんて、「それ町」というアニメはただの喜劇ではない。この手の本気の遊び心は、ぜひ今後もたくさん挿入していって欲しい。


ということで、EDのバンドメンバーが晴れて全員出揃った第3話。彼女たちの繰り広げる、いかにも珍妙だがどこか懐かしい商店街コメディに、今後も期待しよう。



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それでは、今回は以上です。


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